Eastman セルロースの内、CABは塗料に幅広い目的で使用されています。
CABの中でも酪酸基含有量が中間レベルであるCAB-381-(0.1/0.5/2/20)は幅広い溶剤に溶解し、幅広い樹脂や可塑剤と相溶性があります。
自動車用途・ゴムおよびプラスチック用・木工用塗料に使用されています。
CAB-551-(0.01/0.2)は酪酸含入量が最も高く架橋型塗料において指触乾燥時間の短縮・ハジキの低減・分散性の改善・密着性向上など塗膜性能を向上させます。 CAPの物性は、CAとCABの中間になります。プロピオネート系は臭気が低い為、OPニスやプラスチック用に使用されています。
CABシリーズ
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製品名 | 特長 | 粘度 (poise) |
落球速度 (秒) |
Acetyl content(wt%) |
Hydroxyl content(wt%) |
Tg(℃) | Melting range(℃) |
Butyl content(%) |
TDS |
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CAB-381-0.1 | 溶融粘度が低く、木材・金属・プラスチック・紙・革・布のコーティングに役立ちます。濡れ性を向上し試食乾燥時間を短縮します。顔料コントロールと層間の混層制御を改善します。 | 0.38 | 0.1 | 13.5 | 1.5 | 123 | 155-165 | 38 | 87KB |
CAB-381-2 | 粘性が高く靭性が高く表面硬度に優れています。メタリックフレーク制御用の自動車ベースコートに使用されます。 | 8 | 2 | 13.5 | 1.3 | 130 | 171-184 | 38 | 86KB |
CAB-381-20 | 最高の粘度と最大のレオロジー変化。自動車塗料のセルロース系樹脂のブレンドとして有用です。 | 76 | 20 | 13.5 | 1.8 | 141 | 195-205 | 38 | 88KB |