NVC(New Value Creation)室

NVC室は、NAGASEグループのイノベーションを推進し、新しい価値を創造することで 将来のビジネスの核を作ることを目的として、2017年4月に設立されました。IoTやAIなどのIT業界の潮流変化を取りまとめ、今までNAGASEグループになかったビジネスの仕組みを企画・立案し、その実行に向けて各事業部への展開を行っています。
2017年1月から、IBM社が異業種企業との研究開発を促進するために設立したIT基礎研究 コンソーシアム IBM Research Frontiers Institute(RFI)の設立メンバーとして参画しています。

主要機能

IBM社が主催するコンソーシアム「IBM Research Frontiers Institute(RFI)」から得られる技術を使い、5~10年先を見据えた新しいビジネスを構築する

PROJECTS

① バイオとエレクトロニクスの融合

ビッグデータとAIによりITの活用がますます重要視されていく中、消費電力の問題がクローズアップされています。低消費電力の技術を考える上で、生体のメカニズムをエレクトロニクスへ応用する方法が注目されています。NVC室では、RFIのコンソーシアムを通じ、人間の脳を模倣した超低消費電力デバイスの開発への貢献、バイオミミクリー(bio-mimicry:生物模倣)を応用した製品の開発など、バイオとエレクトロニクスの融合を意識した“Bio-Inspired Technology” をテーマに開発活動をしていきます。


② 半導体用設計技術「Axonerve™ IPコア」の市場開拓

AI、IoT、5Gなどの技術革新を支えるデータセンタでは、大規模かつリアルタイムなデータ処理が重要になっており、近年ではハードウェアによる処理の高速化がトレンドになりつつあります。
NVC室は、国内研究機関と独自開発した「検索」に特化した半導体用設計技術「Axonerve™ IPコア」を使い、ハードウェア(FPGA)を使った計算処理アクセラレータのひとつとして展開するべく、FPGAベンダー、開発プラットフォームベンダーとともに市場開拓に取り組みます。


今後の方向性

NAGASEグループには様々な材料メーカーとのネットワークがあります。日本の材料メーカーは世界でも大きな強みと持つ一方、IT(AI)を使用した開発・研究は遅れを取っているのが現状です。業界に先んじたNVC室のプロジェクトを通じて、AIを駆使したマテリアルズ・インフォマティクスのシステムの構築、バイオとエレクトロニクスの融合による新しい技術の創出、独自IPの構築を推進していきます。