長瀬産業株式会社
株式会社京都マテリアルズ

長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二)及び株式会社京都マテリアルズ(本社:京都府京都市西京区、代表取締役社長:山下 正人)は、第6回「ものづくり日本大賞」において、「”さびで錆を制す” 鉄鋼インフラを長寿命化する反応性塗料の研究開発」で特別賞を受賞しました。

ものづくり日本大賞は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を、着実に継承し、さらに発展させていくため、経済産業省、文部科学省、厚生労働省および国土交通省の4省連携により、2005年8月に創設され、今年で6回目を迎えます。

受賞案件につきましては、以下の通りです。

1. 受賞件名:
“さびで錆を制す” 鉄鋼インフラを長寿命化する反応性塗料の研究開発

2. 受賞理由
昨今、腐食による劣化が社会問題化しているなか、従来の防食塗料とは異なり、環境の力を借りながら、鋼材の表面に微細かつ強固な腐食膜層を形成させ、耐食性を飛躍的に向上させる画期的な反応性塗料の開発に成功したことが、高く評価されました。

3. 受賞者
山下 正人 株式会社 京都マテリアルズ  代表取締役
野村 豊和 同社 環境マテリアル研究所   所長
花木 宏修 同社   研究主席
草場 義彦 株式会社 クロサキ  常務取締役
宇木 則倫 長瀬産業株式会社 機能素材セグメント 事業開発チーム

4. 開発の概要
橋梁、電力施設、通信施設など、私たちの生活を支える鉄鋼インフラは、環境や経年劣化によって酸化し「錆」が進行します。近年、公共物や施設の錆による老朽化が深刻な社会問題になっています。
反応性塗料「Pat!naLock®/パティーナロック」は、錆の性質やその結晶構造を長年研究して誕生した、さびで錆を制する新規の防錆技術です。鋼材面に良質で安定したさび層「Patina※」を形成させることによって、母材そのものを腐食から守るという新発想の反応性塗料として、鉄鋼や亜鉛めっき鋼板の防食性の向上を実現しました。「Pat!naLock®」を使用することで鋼構造物のライフサイクルコストが大幅に削減できるだけではなく、下地の錆除去の処理も簡便で済むことから、施工コストの削減も可能にしました。

※「Patina(パティーナ)」とは「経年変化の楽しみや味わい」というラテン語由来から派生した、安定で防食性の高いさびが形成されることを意味する専門用語

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以上

◆本件に関するお問い合わせ先
長瀬産業株式会社
財務部 商事法務・広報課
TEL:03-3665-3028 FAX :03-3665-3930
URL:http://www.nagase.co.jp/