ナガセグループ CSR報告書 2010
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長瀬産業株式会社CSR報告書 201017従業員とともに(ダイバーシティおよびワークライフバランス)当社グループがグローバルに展開していく中、多種多様な人材の活用による、企業の新しい価値の創造および、当社グループの社員一人ひとりが個々の力を最大限発揮できるような働きやすい職場づくりを進めることが重要だと考えております。中期経営計画「“CHANGE”11」では重点施策の1つとして「ダイバーシティの推進とワークライフバランスの支援」を掲げ、グループ全体で取り組んでいます。ダイバーシティに対する考え方現在、ナガセグループでは、性別、国籍、年齢、価値観やライフスタイルの異なる多様な社員が働いています。このような多様な人材が、ビジョンを共有し、お互いを受け入れ理解し助け合いながら、活き活きと活躍し、価値観をぶつけあって新しいシナジーを生み出していくことを可能とする企業風土・文化をはぐくむことが、グループとしての新しい事業創造やパフォーマンスの向上に繋がると考え、ダイバーシティをナガセグループの重要な企業戦略の一つとして位置付けています。グループとしてのパフォーマンス向上?? ベース:企業理念・ビジョン共有、相互理解、尊重、受容、扶助の関係?? 属性の 多様性?? 思考する「個」 の多様性?? 意見・見解の 多様性?? 組織・集団として の知のシナジー「個」が自由に発想・思考し、力・個性を発揮する意見をぶつけ合うことで知のシナジー・価値を創造する国籍・性別・業態・価値観等、多様な人材が存在「個」が意見を表明し、積極的に発信するダイバーシティへの取り組み当社におけるダイバーシティへの取り組みは、2008年度に「ダイバーシティ推進委員会」を立ち上げたことにより実質的にスタートしました。ダイバーシティは中長期的に、かつ、全社員が取組むべき課題であるという認識から、まず、社員の意識調査やヒアリングを行った上で議論を重ね、ダイバーシティの定義、推進テーマや3ヵ年の取組具体策を作成し、2009年5月に社員向けに通知、啓蒙しています。また、中期経営計画「“CHANGE”11」推進の一環として各事業部に対してダイバーシティについて行動計画を作成するよう推奨しており、現場レベルで取り組みが行われています。その他、2009年度は主に以下の4点に取り組みました。 統括者向けダイバーシティ説明会の実施 海外ナショナルスタッフ向け本社研修プログラムの継続実施(2009年15名参加) 海外ナショナルスタッフのジョブローテーション受入( 3名)およびジョブローテーション制度の確立 女性総合職社員の継続採用(09年度5 名/24名入社、10 年度4名/16名入社)<ダイバーシティの目指すもの>

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