ナガセグループ CSR報告書 2011
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<ナガセグループ> 環境・エネルギービジネスエレクトロニクス用薬液リサイクルビジネスの展開当社は、半導体や液晶パネル製造工程における薬液の性状を一定に管理することで、プロセスを安定させ、かつ薬液を再利用するシステムであるCMS(ケミカル・マネジメント・システム)を国内外に製造・販売しています。廃溶剤回収システムでは、単独の企業ではゼロにすることが難しい廃棄物を、別の産業での原料として利用するというコンセプトで廃溶剤の回収・精製を実施しています。また、当社グループの技術・ノウハウ・実績を活かし、シャープ(株)の「グリーンフロント 堺」内に液晶パネル製造工程用薬液の製造・供給・リサイクルを行うオンサイトプラントを建設、2009年10月より稼働しました。新工場では、ケミカルマネジメント装置やナガセケムテックス(株)が保有する薬液リサイクル技術を導入することで、現像液、剥離剤などをリサイクルします。長年にわたり蓄積してきた当社グループの技術を集積し、この構想を実現することにより、薬液消費量と原料を大幅に削減することが可能となり、循環型工場として、環境面で大いに貢献できると考えています。現像液管理装置1.現像液希釈供給精密濾過装置現像液希釈供給装置シャープ(株)「グリーンフロント堺」内の薬液リサイクルプラント

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