ナガセグループ CSR報告書 2011
11/22

有機肥料の製造・販売および研究開発当社グループでは、2009年4月から開始した中期経営計画「“CHANGE”11」の重点施策である「研究・開発・製造機能の強化」、「環境・エネルギー関連技術の取り組み」に基づき、バイオマスの利用、未利用資源の有効化、リサイクルを伴う循環型農畜産・水産事業(ナガセエコファーム構想)の実現を指向していますが、その具体的な一歩を開始するため、川合肥料(株)の全株式を当社グループで取得いたしました。川合肥料( 株) は、全国の農業生産者や農業愛好家といったお客様を対象に、各種有機肥料や「ボカシ肥料」などの製造・販売を行っています。「ボカシ肥料」とは、未利用食品残渣などを原料として微生物により発酵熟成させた肥料のことで、土壌中での分解が容易かつ肥料の含有成分が植物に吸収されやすいといった特徴があります。今後は当社グループの持つバイオ技術との融合による肥料や飼料の共同開発なども行ってまいります。2.バイオマス利用資源化(飼料・肥料)苗、酵素製剤他ナガセエコファーム構想農業・畜産水産生産者川合肥料うま野菜ファーム産業バイオマス(おから、卵殻、鶏糞、汚泥等)うま野菜ミニトマト、キャベツかぼちゃ(高糖度)明日葉(耐寒種)飼料・肥料New Technology食品加工メーカー、食品販売会社

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です