ナガセグループ CSR報告書 2011
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ナガセグループでは、自動車やノートパソコン、携帯電話などの蓄電池として利用が顕著なリチウムイオン電池におけるサプライチェーンで事業展開しています。その中において、当社100%子会社の(株)キャプテックスでは、リチウムイオン電池の制御モジュールを主力に製造・開発しています。制御モジュールは、電池の高効率化や長寿命化、安全性確保が求められ、電池情報の管理を伴う制御技術が必須です。同社では、電池情報の遠隔管理といった高い制御技術とノウハウを有しており、制御回路の設計・開発および二次電池のパック化を行っています。さらに、①電池システムの概要(容量、電圧)、②企画書(コンセプト、構造設計、制御設計)、③仕様検討(サンプル作成「デザイン、筐体、電池電源、充放電制御、通信」、評価「充放電、熱、振動試験」)、④検証(ベンチ評価、モニター評価)のワンストップサービスが提供可能なことから、多くのお客様の支持を得ています。なお、2011年6月着工で愛知県岡崎市に量産工場※を建設し、今後は、自動車関連に加え、住宅・オフィス・商業施設・工場等を対象にするスマートグリッドへも取り組んでいきます。※土地面積:約23,000㎡/延床面積:約5,000㎡(2階建/完成予定:2012年3月)電気自動車やスマートグリッドリチウムイオン電池の制御モジ3.ナガセグルー原料・レアメタル・リチウム・コバルト・ニッケル・マンガン・他セル材料・正極材・負極材・電解液・セパレーター・スペーサー・バインダー・筐体セル・セル(18650

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