ナガセグループ CSR報告書 2011
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従業員とともに(ダイバーシティ、ワークライフバランス、人材育成) 当社グループがグローバルに展開していく中、多種多様な人材の活用による、企業の新しい価値の創造および、当社グループの社員一人ひとりが個々の力を最大限発揮できるような働きやすい職場づくりを進めることが重要だと考えております。 中期経営計画「“CHANGE”11」では重点施策の1つとして「ダイバーシティの推進とワークライフバランスの支援」を掲げ、グループ全体で取り組んでいます。1 全社員向けダイバーシティ講演会(講師:中村喜一郎氏)、図子代表取締役・松木取締役・花本執行役員によるダイバーシティパネルディスカッションDVDの上映2 海外ナショナルスタッフ向け本社研修プログラムの継続実施(2010年36名参加)3 イントラネット内に「ダイバーシティ推進」イントラを開設し、ダイバーシティへのトップメッセージ・各事業部の取り組みなどを紹介4 女性総合職社員の継続採用(10年度4名/16名入社、11年度4名/28名入社) 現在、ナガセグループでは、性別、国籍、年齢、価値観やライフスタイルの異なる多様な社員が働いています。このような多様な人材が、ビジョンを共有し、お互いを受け入れ理解し助け合いながら、活き活きと活躍し、価値観をぶつけあって新しいシナジーを生み出していくことを可能とする企業風土・文化をはぐくむことが、グループとしての新しい事業創造やパフォーマンスの向上に繋がると考え、ダイバーシティをナガセグループの重要な企業戦略の一つとして位置付けています。 当社におけるダイバーシティへの取り組みは、2008年度に「ダイバーシティ推進委員会」を立ち上げたことにより実質的にスタートしました。ダイバーシティは中長期的に、かつ、全社員が取り組むべき課題であるという認識から、まず、社員の意識調査やヒアリングを行った上で議論を重ね、ダイバーシティの定義、推進テーマや3 ヵ年の取組具体策を作成し、2009年5月に社員向けに通知、啓蒙しています。さらに、2010年2月には統括者向けにダイバーシティ説明会を開催し、さらなる浸透を行っています。 また、中期経営計画「“CHANGE”11」推進の一環として各事業部がダイバーシティについて行動計画を作成し、実施するなど、現場レベルでの取り組みが行われています。その他、2010年度は主に以下の4点に取り組みました。ダイバーシティに対する考え方ダイバーシティへの取り組み意見をぶつけ合うことで知のシナジー・価値を創造する5.組織・集団としての知のシナジー「個」が意見を表明し、積極的に発信する4.意見・見解の多様性「個」が自由に発想・思考し、力・個性を発揮する3.思考する「個」の多様性国籍・性別・業態・価値観等、多様な人材が存在1.属性の多様性グループとしてのパフォーマンス向上2. ベース:企業理念・ビジョン共有、相互理解、尊重、受容、扶助の関係

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