ナガセグループ CSR報告書 2011
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長瀬産業株式会社 CSR報告書 2011 18 「ワークライフバランス」はダイバーシティの推進に必要不可欠な手段と考えています。多様な人材が働きやすい職場環境を整え、ワークとライフのバランスが取れた働き方を可能にすることが、ワーク・ライフ双方の充実につながり、ひいては会社・社員双方の利益になると捉えて、意識改革・制度の整備などを行っています。 2009年1~2月に、社内啓蒙のための取り組みとして、佐々木常夫氏・小室淑恵氏を招いてワークライフバランス講演会を実施し、同時期に、育児休業者支援のために、育児休業者支援・職場復帰プログラム「armo(アルモ)」を導入、10月より毎月第2、第3水曜日を「ノー残業デー」とし、自己研鑽などライフの充実をワークの充実に活かすことを推進しています。また、育児休業取得対象者の範囲を拡充し、さらに、育児・介護支援関連規程等の周知を図るため、福利厚生制度説明会を開催しました。その結果、5名の男性の育児休業取得者が出ています。 上記取り組みが評価され、2010年5月21日付けで大阪労働局(大阪府中央区)より、次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主として認定され、次世代認定マークの「くるみん」を取得しました。 今後も、さらなるワークライフバランスの向上に努め、社員がより働きやすい職場環境構築を目指していきます。ワークライフバランスに対する考え方ワークライフバランスへの取り組み1. 会社の理念・ビジョンの共有化2. 透明性の向上3. お互いに刺激しあう関係性の強化4. 現状打破の推奨5. 性別役割意識の解消6. 制度を利用しやすい職場環境ダイバーシティ推進テーマ具体策1 社内啓蒙の観点? 定期的な経営層からのメッセージ? 所属部署の方向性の組織全体への浸透? ダイバーシティ関連の情報提供・情報交換の推進? ダイバーシティ関連の研修・セミナーの検討実施具体策2 組織・個人の多様化の観点? グローバル人事推進? 国内外グループ部門間人材交流の活性化? 女性総合職継続採用? キャリア形成支援具体策3 働きやすい職場づくりの観点? 業務標準化・効率化の取り組み? ワークライフバランス関連制度の検討推進

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