ナガセグループ CSR報告書 2011
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<ナガセグループ>CSRマネジメント体制CSRに対する考え方 当社は、「社会の構成員たることを自覚し、誠実に正道を歩む活動により、社会が求める製品とサービスを提供し、会社の発展を通じて、社員の福祉の向上と社会への貢献に努める。」を経営理念に掲げ、事業展開はもとより、環境保全活動や地域との共生および科学技術発展に資する活動など、社会貢献活動を積極的に推進し、CSRを重視した経営を行っています。 2009 年4 月よりスタートした中期経営計画「“CHANGE”11」においては、当社の目指す姿を、ステークホルダーごとに定めています。顧 客社 員株主・投資家社 会ナガセが目指していること独自のソリューションの提案夢と理想を実現する場の提供持続的な企業価値の向上社会および地球環境への貢献 当社では、監査役会制度を採用する中で、執行役員制度を2001年6月から導入しており、現行経営体制は、取締役10名(うち、社外取締役2名)、執行役員21名(うち、取締役兼務者8名)、監査役4名(うち、社外監査役2名)です。取締役会は「経営方針・戦略の意思決定機関および業務執行を監督する機関」として明確に位置づけ、毎月の定例取締役会を開催し、重要事項の決議、業績の進捗についても議論し対策等を検討しています。 監査役は監査役会で定めた監査の方針、業務分担に従い、取締役会その他重要な会議に出席し、また必要に応じて子会社に対し報告を求めるなど、取締役の職務執行の監査を行っています。 執行役員は、それぞれ営業関連については「事業部長会」、管理関連については「統括者会」に参加し、各部からの現状報告をもとに議論の上、具体的対策等を決定しています。 その他、当社の経営を客観的に見てもらい、チェックやアドバイスを受けることが重要と考え、アドバイザリーボードを設置し社外有識者にアドバイザーをお願いしています。 また、当社では、コーポレート・ガバナンス機能を強化するため、以下の委員会を任意に設置しています。 2010年5月1日付けで設置した「役員報酬委員会」は、過半数が社外取締役で構成されており、報酬水準・制度の妥当性を検討し、取締役会に報告・提言することで、当社取締役・執行役員の役員報酬の決定プロセスにおける客観性と透明性を高める役割を果たしています。 「リスク・コンプライアンス委員会」では、取締役会の諮問機関として、法令遵守のみならず、企業倫理にまで踏み込んだリスクマネジメント体制およびコンプライアンス体制の確立、強化並びに環境ISO運営、省エネルギー推進を図っています。 「内部統制委員会」では、財務報告の信頼性を一層高めるために、全社的な内部統制の状況や、財務諸表作成のプロセ当社の経営理念の実践と継続的な企業価値向上のためには、経営における「迅速な意思決定と実行」、「透明性の確保」が重要と考え、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。

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