ナガセグループ CSR報告書 2011
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事業継続計画(BCP) 当社は、政府ガイドライン(内閣府中央防災会議において、2016年までに大企業の100%、中堅企業の50%以上にBCP策定を求める)に基づき、リスク・コンプライアンス委員会での承認を経て、2008年度にモデル事業部おいて大規模地震を想定した「事業継続計画(BCP)」を策定しました。2009年度以降は他の事業部への展開を行い、2011年度までに全ての事業部が策定を終え、継続的に改善活動がなされている状態にすることを目指しています。 国内グループ会社に対しては、2009 年8月にBCPの概要と取組みについて説明を行い、グループ中核の製造会社であるナガセケムテックス(株)とは定期的なBCPに関する情報交換を行っています。2011 年度の取り組み 2011 年度もモックデザスター訓練を行い、策定したBCPの実効性を確認します。また、他事業部への展開として、新たに4つの事業部においてBCP策定を行う予定です。 これにより全ての事業部でBCP策定が実施される事となります。また、モデル事業部において強毒性の新型インフルエンザを想定した在宅による重要業務を実際に行う事を予定しています。2010 年度の実績 当社では、事業部が策定したBCP の実効性を確認する為、2010 年11 月にモックデザスター訓練(災害模擬訓練)を実施しました。地震発生直後と発生から数時間後を想定し、策定したマニュアルに基づき重要業務の継続訓練を行いました。また新たに3 つの事業部においてBCP 策定を開始しました。 さらに、大規模地震の際の初動訓練および安否確認システムを使った全社員の安否登録訓練を実施しました。 また、新型インフルエンザ対応として、IT インフラ等を整備した上で、在宅による事業継続のデモをモデル事業部にて行い、課題の抽出を行いました。

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