ナガセグループCSR報告書 2012
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環境マネジメント活動の展開 当社においては、エコビジネスの拡大と創生、業務効率の向上など、日々の事業活動の中から環境マネジメント活動の展開を図っています。環境関連ビジネスの推進については、従来のエコビジネスの推進のみならず、エネルギー分野も視野に入れ、太陽光発電や蓄電デバイスといった分野をクローズアップしています。また、新中期経営計画「Change-S2014」では全社重点分野の一つとして「環境・エネルギー」技術を活用した事業の創出・拡大を目指すこととなり、当社の事業部間・グループ間の情報共有化や機能の補完を進めていくことで、持続可能な「循環型経済社会」、「低炭素社会」の実現に向けた商品・サービスを迅速に提供できる体制の強化を図っています。 また、環境負荷低減活動としましては、当社は物流効率の推進を図ることで環境負荷低減に寄与することができると考えています。このようなことから、販売管理システムの物流伝票データを利用し国内貨物輸送量を自動計算する「NECOシステム(Nagase Energy Calculation OnlineSystem)」を開発し、2008年8月から運用を開始しました。当社の年間貨物輸送量とCO2排出量の算出のほかに、CO2排出量削減のための輸送ルートの最適化への分析を可能とし、地球温暖化防止の要請に応えるため、輸送エネルギー削減に向けて取り組みを実施しています。 ナガセグループでは、商社機能を活かし、環境に優しい商材の発掘やサプライヤーへの市場動向フィードバック、用途開発の提案といった活動等、モノ・サービス・技術・情報の提供を通じて環境・エネルギービジネスを支えています。ナガセの環境ビジネスエレクトロニクス用薬液ビジネス1有機肥料への進出2スマートグリッドビジネス

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