ナガセグループCSR報告書 2012
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ダイバーシティ推進テーマ1. 会社の理念・ビジョンの共有化2. 透明性の向上3. お互いに刺激しあう関係性の強化4. 現状打破の推奨5. 性別役割意識の解消6. 制度を利用しやすい職場環境社内啓蒙の観点社内啓蒙の観点組織・個人の多様化の観点働きやすい職場づくりの観点具体策具体策具体策① 定期的な経営層からのメッセージ・関連情報の発信② 経営理念・ナガセウェイ・方向性・現状の隅々までの浸透組織・個人の多様化の観点働きやすい職場作りの観点③ グローバルコミュニケーションの向上④ キャリア形成支援⑤ 外国人・女性総合職採用の継続  及び環境の整備⑥ 業務継続性・生産性向上に対する意識・取り組みの活発化⑦ 介護等制約のある社員への支援ダイバーシティ推進テーマ 「ワークライフバランス」はダイバーシティの推進に必要不可欠な手段と考えています。多様な人材が働きやすい職場環境を整え、ワークとライフのバランスが取れた働き方を可能にすることが、ワーク・ライフ双方の充実につながり、ひいては会社・社員双方の利益になると捉えて、意識改革・制度の整備などを行っています。ワークライフバランスに対する考え方 2009年1~2月に、社内啓蒙のための取り組みとして、佐々木常夫氏・小室淑恵氏を招いてワークライフバランス講演会を実施し、その後、育児休業者支援・職場復帰プログラム「armo(アルモ)」を導入、「ノー残業デー(毎月第2、第3 水曜日実施)」を導入、また、育児休業取得対象者の範囲拡充制度変更及び周知により、男性の育児休業取得者も出てきました。これらの取り組みが評価され、2010年5月21日付けで大阪労働局(大阪府中央区)より、次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主として認定され、次世代認定マークの「くるみん」を取得しました。 2012年3月期は主に介護支援に力を入れ、6月にNPO法人「海を越えるケアの手(シーケア)」の法人会員に入会し、社員がいざというときに介護に対応できるような仕組みを取り入れました。そして、介護に関する説明会を10月及び翌3月に開催し、多数の社員に参加いただきました。 3月には労働組合と協働で全社員向けに介護アンケートを実施し、社員のニーズにあった介護支援策検討を進めています。 今後も、さらなるワークライフバランスの向上に努め、社員がより働きやすい職場環境構築を目指していきます。

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