ダイバーシティに対する考え方
NAGASEグループでは、ダイバーシティを重要な企業戦略のひとつとして位置付けています。 現在、NAGASEグループでは、性別、国籍、年齢、価値観やライフスタイルの異なる多様な社員が働いています。 このような多様な社員の発想・視点を尊重することで、社内における議論を活発化し、新たな発想を生むことが対外的な競争優位性の源泉となり、結果としてNAGASEグループが発展するとともに、社員一人ひとりの成長につなげることができると考えています。

ダイバーシティへの取り組み
当社におけるダイバーシティへの取り組みは、2009年3月期に「ダイバーシティ推進委員会」を立ち上げたことにより実質的にスタートし、2012年3月期に第2回目のサーベイを実施、3年間の成果と課題を確認し、2013年3月期より新たに活動を行っています。 2018年3月期は、「NAGASEにおけるダイバーシティの再定義と啓蒙」をテーマとし、NAGASEグループにおけるダイバーシティの浸透施策について、様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成された分科会にて議論しました。
ダイバーシティ推進テーマ
1. 社内啓蒙の観点
① 定期的な経営層からのメッセージ・関連情報の発信
② NAGASE経営理念・NAGASEビジョン・NAGASEウェイの全グループ社員への浸透
2. 組織・個人の多様化の観点
③ グローバルコミュニケーションの向上
④ キャリア形成支援
⑤ 外国人・女性総合職の継続採用および環境整備
3. 働きやすい職場づくりの観点
⑥ 業務継続性・生産性向上に対する意識・取り組みの活発化
⑦ 介護等制約のある社員への支援

女性の活躍推進について (方針、ビジョン)
NAGASEグループでは、女性社員の活躍をダイバーシティ推進の重要な取り組みの一つと捉えています。これまでも女性総合職の採用や管理職への登用、活躍の機会の拡充などにより、女性の力を積極的に事業に活かす努力をしています。
また、育児・介護などと仕事の両立支援のための制度・施策の拡充により、女性が働き続けられる風土の醸成にも注力しています。一方で、女性管理職の数は増えてきているものの、決して多いとはいえず、今後の課題であると認識しています。また、全社員に占める女性の比率が少ないこともあり、今後は定期採用においても女性比率の向上を目指していきます。
両立支援のための各種制度・施策
制度・施策 | 概要 |
---|---|
産前産後休暇 | 出産前6週間、出産後8週間の休暇 | 育児休業 | 育児のための休業(男女ともに) |
子の看護休暇 | 子の看護のための休暇 |
育児のための短時間勤務制度 | 育児のための短時間勤務を認めるもの |
育児のためのフレックス勤務制度 | 育児のためのフレックス勤務を認めるもの | 育児サービス利用費用助成制度 | 育児に係るサービスを利用した際の費用の一部を会社が負担するもの |
介護休暇 | 介護のための休暇 |
介護休業 | 介護のための休業 |
介護のための短時間勤務 | 介護のための短時間勤務を認めるもの | 介護のためのフレックス勤務制度 | 介護のためのフレックス勤務を認めるもの |
介護サービス利用費用助成制度 | 介護に係るサービスを利用した際の費用の一部を会社が負担するもの |
障がい者雇用について (方針、目標)
NAGASEグループでは、健常者と障がい者が、共に生き生きと働ける職場づくりに努めています。また労働環境面では、障がい者一人ひとりの能力を尊重し、それぞれの障がいの特性に応じて気持ち良く働ける職場づくりの実践に努めています。
外国人社員の登用
NAGASEグループは世界の様々な国・地域で事業を展開しています。多様な社員の発想・視点を尊重するという基本的な考え方に基づき、国/地域・拠点ごとのニーズに合わせて優秀な人財を登用することに力を注いでいます。