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ネイルケア分野でフィルム形成剤として使用されます。溶剤の抜けが早いという特長があります。
ニトロセルロースと比べると、無黄変・透明性・安定性の点が優れています。色付けも簡単です。ニーズに合わせて粘度と溶解度に幅を持たせた種類があります。
CABシリーズ
横にスクロールしてご覧ください。
製品名 | 特長 | 粘度 (poise) |
落球速度 (秒) |
Acetyl content(wt%) |
Hydroxyl content(wt%) |
Tg(℃) | Melting range(℃) |
Butyl content(%) |
TDS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CAB-551-0.01 | 相溶性に優れ低粘度。スチレンおよびメタクリル酸メチルモノマーへの溶解性により、UV硬化システムでの使用が可能になります。 | 0.038 | 0.02 | 2 | 2 | 85 | 127-142 | 52 | 87KB |
EASTMAN CAB-551-0.01により、LED硬化のジェルネイルを簡単に剥がせるようになります。
LEDやUV硬化によるジェルネイルは、従来の溶剤型製品にくらべて短時間硬化・強度などのメリットがあります。
しかし物理的なダメージに強い特性は、一方で剥がしづらいという問題があります。アセトンのような強い溶剤で、一定の時間ネイルをラッピングして浸す必要があります。
アセトンのような強い溶剤に長くさらすことにより、皮膚炎、乾き・保護油脂の消失など爪へのダメージの原因になります。
EASTMAN CAB-551-0.01 を添加することで、LED硬化のジェルネイルをグロス・硬度の物性を落とさず、溶剤による剥がし時間を劇的に短縮できることがわかりました。
強溶剤の接触によるジェルネイル剥離の時間を短くすることで、お客様の負担を軽減することを期待できます。