2021年3月31日
トライタン食器のリサイクル化について、
化学工業日報に記事が掲載されました
- 2021.04.06
- 2021年3月31日に化学工業日報に記事が掲載されました。トライタン食器のリサイクル化についての内容は以下の通りです。
石川樹脂工業株式会社(以下、石川樹脂)と長瀬産業は、株式会社サイゼリヤ(以下、サイゼリヤ)の店舗内で使用されたトライタン製グラスのリサイクルとリサイクル材を使用した商品の製造・販売を通じ、サステナブルサイクル構築に向けた取り組みを開始しました。

2018年よりサイゼリヤが展開するイタリアンレストラン「サイゼリヤ」の全店舗で、石川樹脂が製造するトライタン製ワイングラスなど計5種類の食器が導入されました。
トライタンにはガラスのような透明性や、割れにくく食器洗い機への耐久性に優れているなどの特徴があることから、安心して食事のできる環境の提供や従業員の作業負担軽減に貢献しています。
一方で、経年劣化等による使用済みトライタン製食器は、樹脂ごみとしての廃棄が課題とされていました。
そこで、サイゼリヤが回収した使用済みトライタン製食器は、自社内に樹脂の技術開発機能である「ナガセアプリケーションワークショップ」を有する長瀬産業がリサイクルの運営管理・リサイクル材の開発を行い、石川樹脂へのリサイクル材提供・製品開発をサポート。石川樹脂がリサイクル材を活用したグラスなどの食器や雑貨などの製造・販売を行うことで、サステブルサイクルの実現を目指す取り組みを開始しました。
取り組みの第一弾として、マスクのつけ心地を改善する商品「3D立体快適マスクフレーム」の原料に本リサイクル材料を採用し、2021年4月より順次、原料の切り替えを開始し販売いたします。

長瀬産業株式会社 カラー&プロセシング事業部 ポリマープロダクツ部 TEL:03-3665-3866