第二回大会キービジュアル”全ての夢や目標は子供から始まる”フォトグラファーレスリー・キーが考える「インクルーシブ」の世界観

第二回大会キービジュアル
”全ての夢や目標は子供から始まる”
フォトグラファーレスリー•キーが考える
「インクルーシブ」の世界観

2023.08.23

Column

フォトグラファーレスリー・キーがキービジュアル撮影を行いました

この20年間で約10回、スポーツ大会のビジュアルポスターを撮影させていただきました。その中で、人生初めて、大人と子供が同じポスターの中で写る写真を撮影できた事はとても楽しかったです。

スポーツウェアを着た子度を撮るのは意外に初めてで、子供の元気さとエネルギーに圧倒されました。今日撮影した5人の子供の中で特に最後の、最年少の子の元気な姿はやっぱり人間って子供から始まることが大事だなと思って、「全ての夢 全ての目標」という撮影現場の中でも新しいことに気付くことができてとても幸せな日になりました。

私個人では、いろんな社会にメッセージを伝える作品を作る中で「インクルーシブ」という言葉は昔から自分の大切なキーワードになっています。

今回のスポーツ大会のポスターでは、自分が今までずっとライフワークとしてインクルーシブというキーワードを改めて、今回のNAGASEカップのビジュアルポスターに自分の伝えたい思いを込められた事に感謝しています。これからも「インクルーシブ」というキーワードを、私は様々な形で日本から世界にたくさんの新しい形で見せていきたいと思います。

レスリー・キー
シンガポール⽣まれ。フォトグラファーとしてアート、ファッション、広告の撮影、映像監督などを中⼼に世界各国で活動。東⽇本⼤震災チャリティ写真集「LOVE&HOPE」が第40回APA経済産業⼤⾂賞。彼が⼿掛ける写真とアートマガジンのシリーズ「SUPER」は世界の企業やYOHJI YAMAMOTOをはじめとするファッションデザイナーなどと積極的にコラボレーションを仕掛ける。⽇本のLGBTのポートレートを撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」、第19回⽂化庁メディア芸術祭エンタテインメント部⾨審査委員推薦作品に選出。また、国連が掲げる「持続可能な開発⽬標(SDGS)」のビジュアルとPVを製作。国連広報センターとSDGSの啓発活動も精⼒的に⾏う。2016年より、NHKと共に⽇本中の⼈々が夢や⽬標を共有し、よりよい未来を⽬指す、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京⼤会の応援をテーマ「→2020レスリー・キーがつなぐポートレートメッセージ」写真の2000名以上のポートレート撮影とプロモーション映像を監督している。2021年、50才を迎え、彼が敬愛するオノ・ヨーコとジョン・レノンが、誕生年と同年1971年に愛と平和を歌った『イマジン』をオマージュした550ページにも及ぶ、渾身のチャリティ写真集『WE ARE THE LOVE』 を出版。人種、性別、国籍を乗り越え、愛に満ち溢れた約150点の写真で構成した『WE ARE THE LOVE』写真展を開催。

中島友太
大阪府吹田市出身。アートディレクター、グラフィックデザイナー、アーティスト、映像作家。カゼプロ株式会社を経て、2020年にクリエイティブユニット、エンライトメントに所属。アート、グラフィックデザイン、広告、ファッションテキスタイル、VJ、アーティストのMVやCDジャケット、舞台映像など、幅広い分野で活動。

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