NAGASEカップや関連イベントを通じて､
インクルーシブで多様性が尊重される
社会の実現を目指してまいります｡

私たちNAGASEグループは、インクルーシブで多様性が尊重される社会の実現に向け、一人でも多くの人が新しい価値観と出会う場所を提供したいという思いからNAGASEカップの開催や関連イベントを実施しています。次世代を担う子ども達に理解を促すアクションは、共生社会の実現に向けてとても重要であると考えています。

NAGASEに所属するブラインドランナーの和田伸也選手と伴走者（ガイドランナー）の長谷部匠選手が、NAGASEカップ開催の翌日である2022年7月4日、東京都世田谷区の小学校を訪問して出前授業を行いました。大会開催地・駒沢オリンピック公園周辺の小学校で行うことで、子どもたちにパラスポーツに興味を持ってもらいNAGASEカップに来てもらうことを目的として企画されました。

子どもたちはクイズを通して競技について学んだ後、「見えない世界」とガイド役を体験。2人1組のペアを組んで、1人がアイマスクを装着してジグザグや段差のあるコースをガイド役の声を頼りに進みました。参加した子どもたちは、「1歩進むたびに『落とし穴に落とされるんじゃないか』と思えて怖かった」「街で目の不自由な方が困っていたら、『お手伝いしましょうか？』と話しかけたい」などと感想を話していました。

また、パラリンピックメダリストである和田選手、長谷部選手には子どもたちからたくさんの質問が寄せられるなど、目標に向かってチャレンジする姿から様々な気づきに繋がる時間となりました。