長瀬産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上島宏之、以下「長瀬産業」)は、中期経営計画 「ACE 2.0」の成長ストーリーにおいて、「基盤」「注力」「育成」「改善」の4つの領域を掲げ、商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開しています。
このたび、長瀬産業と NAGASE グループの中核製造会社・ナガセケムテックス株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:藤井悟、以下「ナガセケムテックス」)、 ナガセヴィータ株式会社(本社:岡山市北区、代表取締役社長:安場直樹、以下「ナガセヴィータ」)は、高バイオマス度の高吸水性ポリマー(SAP)の新グレードの開発に成功し、第三者機関による試験(ASTM D6691)で、海洋生分解性認証に求められる分解性(海洋中 180 日間で 90%以上の分解)を示す事が確認されました。

今回開発された新グレードの SAP は、海水中で分解される特性により、緑化や農業用の保水材として 土壌で使用し河川などを通じて海に流れ出た場合でも、プラスチックごみとして残存する量を削減する ことができます。海洋中のマイクロプラスチック化が問題視されている製品に使用することで、より環 境に配慮したものづくりへの貢献が期待できます。ESG 投資の拡大や SDGs 意識の高まりなどを背景に、 環境対応製品の開発に注力する企業や自治体などに向けて販売していくことを想定しています。
NAGASE グループでは約 190 年の歴史で培ってきたケミカルとバイオのノウハウと、商社、製造、研究開発の各機能を掛け合わせ、新たなサステナブル市場の創造に向けたソリューション提案に取り組みます。「ものづくりの課題を素材(マテリアル)で解決する」企業として、人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会の実現に貢献してまいります

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