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アセット 1

課統括座談会
CROSS TALK

20年以上のキャリアを経て、現在、所属する課をリードする課統括の3人。長瀬産業のこれから、商材・化学の可能性について熱く語ってもらいました。

上田 亮
Ryo Ueda

モビリティソリューションズ事業部
先進モビリティ部 HMI課 課統括
法学部 政治学科卒
1997年入社

入社後、法務審査部法務課に配属。2006年から営業に異動し、2009年よりナガセアメリカにて、北中米における樹脂原料の拡販に従事。2014年に人事総務部へ異動。人財採用・育成、社内広報、インナーブランディングを担当。2018年10月より現職。

長竹 保和
Yasukazu Nagatake

スペシャリティケミカル事業部
スペシャリティ第四部 営業二課
課統括
理工学研究科 機械工学専攻修了
1998年入社

入社後、機能化学品事業部機能化学品第一部に配属。2009年より同部開発チームへ異動。バイオ技術を活用した化学品製造のテーマに取り組む。2013年より株式会社林原・糖質事業本部・糖質事業推進室へ出向。プロジェクトマネージャーとして新製品の市場導入を実現。2018年9月より現職。

中野 慎二
Shinji Nakano

カラー&プロセシング事業部
情報印刷部 営業第一課 課統括
工学部 機能分子工学科卒
2000年入社

入社後、化成品第一事業本部 機能色材部第一課に配属。主にデザイナーへの色・機能提案を行うナガセアプリケーションワークショップの設立に従事。2012年よりナガセアメリカに出向。主に感熱紙、インクジェット、トナー業界を担当。2017年4月より現職。

Theme1

見つけ、育み、拡げる
長瀬産業の価値を新たな域へ

まずはそれぞれの事業部の現状について話しましょうか。私が所属する部署は昨年、事業部名が「自動車材料」から「モビリティソリューションズ」に変わり、自動車に使用される樹脂原料や樹脂部品、電子部品等のビジネスで蓄積したリソース(幅広い顧客群、サプライヤー群、技術力のあるエンジニアや社員等)を活かし、今後は電車、飛行機、無人運転バスなどを含めた、移動体全般にビジネスを拡大している最中です。

最近自動車関連ビジネスでは積極的に投資も始めているとか・・・。

そうなんです。例えば、大手自動車メーカーの元開発者の方が創業したベンチャーに投資したのもその一つ。独自技術のパワートレインを拡販しようとしている同社と一緒に、新たな事業をつくろうとしています。

今、世界的にガソリン車からEV車への流れがトレンドになっていますが、そうなるとこれまでとはビジネスの様相も変わるし、長瀬産業の立ち位置も変わるのでは?

自動車の内部は、もはや最先端家電の集積地帯のようなもの。その分野のプロ集団である電子セグメントの人たちとはよく話をします。加えて、樹脂原料ばかりでは意外性もなければ大きな成長も見込めないので、先進的なモビリティに必要とされる金属等の無機材料やソフトウェアなどの探索・検討はもちろん、先進的なベンチャー企業への投資も積極的に行っています。

色々と未来のビジネスを仕込んでいますね。

これまでは、「長瀬産業って樹脂原料をやっている会社だよね」と言われることが多かったですが、業界内でそのイメージを変えていきたいし、その方が間違いなく面白い。

私が所属するスペシャリティケミカル事業部は、医薬品や化粧品業界を除く、化学品が必要なあらゆる業界向けに、多様な化学品を国内外のメーカーから仕入れて販売しています。事業部の強みは、川上から川下まで広範な活動ができる守備範囲の広さと、技術的な知見を備えた精鋭社員を擁していること。このポテンシャルを活かして、様々な情報・人・企業・研究機関などを“つなげる”・・・その先にビジネスの拡大と創造が潜んでいます。

事業部内だけでなく、長瀬産業のモビリティソリューションズ・エレクトロニクス・ライフ&ヘルスケアなど他の事業部との連携も、“つなげる”原動力になりますよね。

その通りです。ただ、これまでは、ある社員はビジネスにプラスになる他事業部の動きに気づけるけど、ある社員は気づけない・・・そんな属人的な営業活動に陥るケースが見受けられました。そこで、デジタル技術を駆使しながら情報管理することで、新しいビジネスの種の発見や、その価値を見逃さない組織づくりに取り組んでいます。そうすれば、長瀬産業が従来持っているノウハウや関係性など、いわばアナログな部分の強みがさらに活きる。デジタル×アナログで、長瀬産業の新たなアドバンテージが生まれるでしょう。そうすれば、新しいビジネスの種を“見つけ、育み、拡げる”という、長瀬産業発信のビジネスを増やすことにつながります。

私が所属するカラー&プロセシング事業部も、スペシャリティケミカル事業部と同様、カバーする業界が多岐にわたっています。その中で強みになっているのは、林原、ナガセケムテックス、福井山田化学工業など独自の技術を有する化学メーカーをグループ内に擁していること。

メーカー機能・研究機能を有する商社である長瀬産業の個性のコアですよね。

おっしゃる通りです。それらのアドバンテージを活かした、技術・製品・分析・サービスの包括的な提案力で、多様なビジネスを生み出していくのがミッション。川上のシーズと川下のニーズをつなげていくプロセスは、「見つけ、育み、拡げる」の起点となるような立ち位置であり、「未来」を強く意識する部門だと思います。

Theme2

従来の枠を超え一歩先の未来へ
力を合わせて布石を打つ

10年ほど前まではモノを買ってきて売る、いわゆるBuy & Sellビジネスが基本でしたが、新たな商流がどんどん生まれようとしています。例えば、自社開発のシステムを構築し、そのサービス使用料を利益化するビジネスもその一つ。もう一つは、「将来、自動車が完全な自動運転になったら」と仮定の「未来」を思い描き、そこで必要になる技術を先んじて見つけてくること。課のメンバーたちも、言うなれば夢を見つけて叶えに行く仕事を楽しんでいるようです。

どんなビジネスに育っていくか楽しみですね。

人の役に立つものはいつか収益に結びつく・・・そう信じて、やるしかないですね。昨年、新入社員に、自動車運転の安全性向上につながるハプティクス(触覚)技術の勉強を促したところ、今では社内で一番詳しい人材になりました。後は、ビジネスにつなげるだけ・・・。「新しいものは若者から」が組織としては健全。若手発のビジネスに期待したいです。

当課でも、5G関連のビジネス創出に取り組んでいる社員がいます。おそらくビジネスとして立ち上がるのは数年先ですが、この分野は今から手をつけないと勝負にならない。あっという間に遅れをとってしまう。その社員はすでに100社以上にアプローチして、40社くらいと面談。着々とビジネスの種を育てています。その一方で、メーカーとサプライヤーの受給ニーズをマッチングするプラットフォームサービスの仕組みづくりも進めています。

当課の主な顧客は製紙業界。ご存知の通り、デジタル化に伴い印刷紙の需要は減少していますが、その一方、環境意識の高まりを受けて、ストローや食品容器の材を、プラスチックから紙へ転換する動きも強まってきました。紙のエコ性能が別の分野で注目されることで、新たな需要が生まれています。

確かに、環境を意識した容器、増えましたよね。

やはり、私たちの商材はアイデア次第なんですよね。製紙業界のエンドのニーズを洗い出すことで、今までアプローチしてこなかった製紙業界以外への進出を伺っています。そして、我々が付加価値をオンした原料を、梱包資材業界へ供給する試みはその一つ。長瀬産業には、新しいものにチャレンジするマインドが根付いていますから、こうした新しいプロジェクトに携わるメンバーを募ると、皆がこぞって手を挙げてくれます。嬉しいですね。

Theme3

一人ひとりの力や感性こそ
長瀬産業の次代をつくっていく

長瀬産業の未来を創造する原動力は間違いなく人。その意味で、若手に大きな仕事を任せて育てる風土は大きな強みになっていますよね。例えば私の場合、ある製品の製造委託に関する契約交渉のために台湾企業を訪問し、法務代表として先方社長を含めたネゴシエーションに臨みました。それが入社3年目。結果的に交渉はうまくいき、製造委託開始が新聞で報道されるなど、喜ばしい結末を迎えましたが、当時の自分にとってはかなりチャレンジングな経験でした。何より、3年目の社員に交渉という大役を任せる、その懐の深さに感心します。

私の場合は、たった二人の開発チームで、自社発の色・機能提案を行えるカラー工房を立ち上げたこと。設備のレイアウトやデザインを考えた後は、運営に必要な人材を雇用して・・・と何から何まで自分たちの手で一つひとつ行いました。大変でしたけど、本当に良い思い出。今ではそれが全社的な組織に成長を遂げ、ナガセアプリケーションワークショップとして機能しています。

これ、普通にすごいことですよね。若手時代の成果が、現在の長瀬産業になくてはならないものとなっているわけですから。

・・・確かに、着実に仕事で成果を上げていると、チャレンジの機会を与えてくれますよね。上司や先輩が、若手の話をよく聞いてくれるようになる。例えそれが、絵空事でも(笑)。その背景にあるのは、「こいつに任せてみれば、何か起こりそう」といった、新しいものへの純粋な期待感。実際に、思いがけないきっかけが、ビジネスになることは長瀬産業では珍しく無い。そうした背景には、若手の背中を押してくれる、目の肥えた優秀な先輩社員が必ずいる。

長竹さんが唸るような案件を引っ張ってくる若手はいますか?

私が唸るってことは、ある意味先が予想できる範疇のアイデア。欲を言えば、むしろ判断しきれないくらいのネタを持ってきてほしいですね。やる気と覚悟を見せてくれれば、必ず後押しします。それが、5年後、10年後の未来を面白くするはずですから。

振り返ってみると、若手の頃に、色々なところで上司に後押ししてもらいましたね。年を重ねると、そのありがたさがよく分かる。

実際に、私が入社した当時は、「人の口に入るもの(食材)を、長瀬産業が取り扱うことはない」という感じだったのに、今やフードイングリディエンツ事業部で、食の最先端を追求しています。世の中の動きに合わせて、過去に凝り固まらない柔軟な行動ができるのが長瀬産業。

確かに(笑)。長瀬産業は自由なんですよね。それを活かさない手は無いし、活かした先に面白いことがたくさんある。それらを世の中に発信していくことが、私たちの一つの使命なんでしょうね。何より、そうしたビジネスの先には社会貢献がある。

これから10年20年というスパンで、長瀬産業の事業は変化を続けるはずです。今存在する事業とは違うものが生まれるのは、過去の歴史を見ても明らか。変わることを恐れない、むしろ楽しむ人が多いのが、長瀬産業の強みですから。

Theme4

ビジネスの新たな可能性を
自由に拓いてほしい

私がもし今、学生だったら、スタートアップ企業で刺激的な仕事をしてみたいと考えるかもしれません。それは、長瀬産業で数多くのスタートアップ企業と連携して、新しいことに挑戦する醍醐味を味わっているからです。ただ、やはりというか結局、長瀬産業に入社する可能性も高いと思いますね。

(笑)それは、なぜですか?

新しいビジネスは、社外で協力者を募る時に門前払いを受けやすいのですが、歴史と実績がある長瀬産業なら、どんなアイデアでも基本的に聞いてくれます。また、新たなプロジェクトを継続するための盤石な財務基盤も大きい。要するに、新しいテクノロジーがあり、しっかりとしたビジネスの絵が描けるのであれば、最短距離で挑戦できる環境が整っている。スタートアップ的な先進性や刺激を求めている人にとっても、長瀬産業は良い環境を提供できると思います。もちろん、それを活かすのは本人次第ですが・・・上田さんはいかがですか?

長瀬産業は、売るものや売り先に制約や制限がありません。私の所属するモビリティソリューションズ事業部も、樹脂材料から金属やシステムへと商材・サービスを広げ、それに比例させる形で対面産業を拡大しています。自分の考えを礎に、商材とお客様を結び付けられる自由度は、独立系商社の醍醐味。主体的に働くことに喜びを感じられる人にとって、確実に楽しい会社だと思います。

今や長瀬産業は、化学系専門商社という枠組みに収まりません。可能性が無限に広がっている会社です。その可能性を拓いていくのは我々の使命ですが、主役となるのはこれから入ってくる皆さん。本当にいい意味で自由だし、やりたいことができる会社ですから、チャレンジ精神旺盛な方には、間違いなく面白い会社です。

新しいことに挑戦してきた人によって、今の長瀬産業はつくられてきました。未来も当然、そうやってつくられていきます。自由を楽しめる方と一緒に働けるのを、楽しみにしています。