Recruitment information

アセット 1
3Dプリンター次世代モノづくり
Advanced Materials & Processing Segment

Material
3Dプリンター材料

お客様のニーズ・課題に応じ
カスタマイズして提供

成長著しい3Dプリンター業界。それに伴い、3Dプリンター材料の世界市場規模も拡大しています。長瀬産業では、3Dプリンターの7つの造形方式のうち、光硬化が用いられる光硬化性樹脂のビジネスをすでに事業化しています。この光硬化性樹脂は、NAGASEグループのイノベーションを支えるナガセケムテックス(株)が開発したもの。そのため技術コンサルティングを行いながら、お客様に製品を提案・提供できることが強みです。例えば、欧米メーカーを中心とする海外製3Dプリンターを使用する際の課題として、お客様ごとの細かいニーズへの対応が難しいことが挙げられます。それらを汲み取った上でカスタマイズし、適切な光硬化性樹脂を提供できるNAGASEグループは、玩具メーカーから宝飾・医療・歯科業界まで多岐にわたるお客様から高い評価を得ています。また、成長著しいマーケットで存在感を高めるべく、Additive Manufacturing(3D積層造形)のワーキンググループを立ち上げ、次世代のビジネスの「種」を新たに模索しています。

Possibility
適時適量・地産地消

誰もがモノづくりに携われる
新時代の到来を牽引

長瀬産業は今後、光硬化性樹脂のみならず、より大きな視野で3Dプリンティングサービス事業を推進していきます。現在、3Dプリンターは限られた分野でしか実用化されていませんが、さらなる技術革新により、エレクトロニクスやライフサイエンスなど当社が注力している事業領域でも実用化されると考えています。私たちが予想しているのは、最適な3Dデータと最適な3Dプリンターがあれば、誰もがモノづくりに携われるデジタルオンデマンド生産時代の到来。そうした中、サスティナブルな社会の実現に向けて、「適時適量・地産地消」がトレンドになっていくと考えています。また、コロナ禍や自然災害などの有事においても、3Dプリンターを有効に活用できれば、モノづくりの安定供給にも寄与します。長瀬産業は時代を先取りし、誰もが3Dプリンターを使いやすくするような仕組みづくりや、より使いやすい3Dプリンター材料の開発などを目指して、新たな3Dプリンティングサービス事業に挑戦していきます。

Episode
長瀬産業の流儀を学んだ1年目

「やりたいことはなんでも挑戦できる」

入社1年目の部署配属初日。金塚は、まさに自分が思い描いていた商社パーソン像に当てはまる人物に出会った。それは彼の指導員だった先輩社員。
「うちの部署ではやりたいことはなんでも挑戦できるから」
開口一番、金塚にそう伝えた先輩は、その言葉通り、自分が挑戦したいこと、正しいと思うことに愚直に取り組み、周囲に発信し、ぶつかり合いながらも推進するバイタリティあふれる人。金塚は先輩の言動をなぞるように、やりたいことを積極的に発信し動き回った。
「興味のある展示会に行ったり、これぞと思った会社を訪問したり、個人的に調査した技術のレポートを書いたり・・・先輩が僕の興味関心事を大事に尊重してくれたこともあり、自由奔放にやっていました(笑)」
例えば、印刷関係の展示会を訪れた時、金塚の目に留まった展示は“錠剤インク”だった。
「薬にインクって使えるんだ・・・面白いと思い早速先輩に報告すると、取引先の顔料分散メーカーが興味を持つかもしれないということで、すぐさま同社に繋いでくれました。『よろしければ、金塚と一緒に動いてあげてください』というフォローと共に」
その後、金塚は潜在顧客をリストアップし、実際に飛び込んでは話を聞き、錠剤インク市場を詳細にリサーチ。並行して、社内の医薬品を取り扱う部署から情報収集するなど動き回り、ビジネスの可能性を探索した。考えていたのは、「原料売りに留まっては、ビジネスとして面白くない。製品を開発して大きなビジネスにつなげてこそ、長瀬産業」ということだ。しかし、錠剤インクを開発してくれるパートナーを見つけることができず、残念ながらビジネスをものにすることはできなかった。
1年目の様々な活動は成果として実らなかった。しかし、金塚に長瀬流ビジネスに必須のマインドを植え付けた・・・自分のやりたいことを周囲に発信することで、応援してくれる人が増え、有益な情報も入手しやすくなる。そうするとこちらからも新鮮な情報を提供したいと思うようになり、学びやインプットが増える。こうした良い循環は、自ら生み出すものだということだ。
「当社は各部署で得意なことや専門領域が異なるため、相談事があれば、すぐさま社内ネットワークを活用でき、さらに社外へとネットワークを広げることができます。そのようなオールNAGASE体制が、顧客への価値提供につながるのだと実感しています」
そして今、金塚は、社内外ネットワークを縦横無尽に拡大・活用し、次世代3Dプリンティングサービス事業の創出を目指している。

FAQ

01
私のシゴト

国内外への印刷原料の販売、ナガセケムテックス製3Dプリンター用樹脂の開発営業を担当しています。また、昨年度より、事業部横断の新規事業開発を目的に、Additive Manufacturingをキーワードにしたワーキンググループのリーダーとして活動しています。

02
シゴトの醍醐味

日々新しい情報、技術、人に触れることができる環境とそれらを組み合わせることで新たな切り口でテーマを見つけられることです。ただし、そのためには常にインプットのアンテナを高くしておくことが大事です。

03
大変なトコロ

様々な案件を同時にこなすため、情報整理に苦労します。また、時期や担当する案件によりますが、国内・海外への出張が集中すると大変です。現在、新規事業で自身初のリーダーを担っており、有意義な経験や学びと大きな難しさに直面しています。

04
メッセージ

日本は、アニメや漫画に代表されるような妄想力と、技術を組み合わせて形にし、新たな価値を提供することに強みを持つ国だと私は考えます。日本、そしてビジネスデザインを担う長瀬産業には、材料と先端技術を組み合わせた価値提供において活躍のチャンスが大いにあると思います。

Profile

YOSHIAKI KANATSUKA
金塚 義明

カラー&プロセシング事業部
情報印刷部
営業第二課
2015年入社
理学部生物学科卒

サイクリング、ランニングが日課。半年間で8キロの減量に成功。

*掲載されている情報や部署名は取材当時のものです