長瀬産業株式会社は、このたび、長瀬産業と学校法人関西大学との共同研究により、茶葉や稲といった自然由来の植物の破砕物に高い氷核活性効果があることを見出し、特許を取得いたしました。

本開発技術は、自然界にある茶葉や稲だけでなく、不要となった茶葉の出 涸らしなどの廃棄物にも氷核活性を見出したことで、自然由来の物質を使用、さらに再利用することに より環境負荷低減が期待されるものです。氷核活性物質は水をより高い温度で氷の結晶にすることが可能になることから氷の結晶化の促進に活用されており、その用途の一つとして、降水量や天候の調整を通じた自然災害の被害軽減や水不足などの環境問題への対策として注目されている人工降雨への活用が期待されています。

今後は本開発技術のライセンス化に向けて、国内外の研究所と連携し実証実験に取り組む計画です。
廃棄物を活用し新たな価値を付与するアップサイクルのビジネスモデル構築を通じて、資源循環社会の実現を目指します。

詳細は以下のニュースリリースをご覧ください。

>ニュースリリース