社会貢献活動に対する基本的な考え方
NAGASEグループの経営理念では、「社会の構成員たることを自覚する」とともに、「会社の発展を通じて、社員の福祉の向上と社会への貢献に努める」ことを掲げています。事業活動と社会貢献活動の両輪で、より良い社会の実現に貢献していきます。
コミュニティへの参画と投資
NAGASEグループの経営理念では、「社会の構成員たることを自覚する」とともに、「会社の発展を通じて、社員の福祉の向上と社会への貢献に努める」ことを掲げています。事業活動と社会貢献活動の両輪で、より良い社会の実現に貢献していきます。
コミュニティ支援の重点領域と主な活動
重点領域 | 事業や社会との関連性と主な活動 |
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1)科学技術者支援・育成 | NAGASEグループが目指す「人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会」を実現するために、化学品を扱う企業として広く我が国の科学技術の振興に貢献することが使命と考え、研究に対する助成や成果の普及、未来の科学(化学)者の育成を支援しています。 ・高校化学グランドコンテスト ・長瀬科学技術振興財団 |
2)地域支援 | NAGASEグループは、地域社会の一員として自社の強みによって地域の魅力をひきだす活動も行っています。 ・林原美術館 ・小学生へ化学実験学習 ・「生きた建築ミュージアムフェスティバル」への参加 |
3)広く社会を支援 | NAGASEグループでは、事業領域外においても将来にわたって世界中のステークホルダーから支持されるために社会課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。 ・TABLE FOR TWOへの支援 ・スクラム・ジャパン・プログラム ・パラアスリートの支援 |
NAGASEグループの、コミュニティへの参画活動はこちらをご確認ください。
認定された非営利組織への寄付やコミュニティ投資の総額はこちらをご確認ください。
国連FSSへの賛同とコミットメント
NAGASEグループの(株)林原(現 ナガセヴィータ(株))は、2021年9月に米国ニューヨークで開催された「国連食料システムサミット 2021」への支持を表明しました。同社が長く培ってきた酵素利用技術の強みとバイオテクノロジーから生まれた自然由来の素材を活かし、栄養価の高い食品開発の促進、フードロス低減、農畜産物の生産性向上など安定的な食料確保に取り組むことで、持続的な食料システム、特に「質(栄養)・量(供給)両面にわたる食料安全保障」の実現に貢献いたします。
国連食料システムサミット(FSS:Food Systems Summit)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためには持続可能な食料システムへの転換が必要不可欠であるという、グテーレス国連事務総長の考えに基づき開催される国連主催のサミットです。
(株)林原(現 ナガセヴィータ(株))は、本サミットの趣旨に賛同し、日本政府を通じて以下のコミットメントを表明いたします。
詳細はこちらをご覧ください。
コミュニティへの参画
NAGASEグループの経営理念では、「社会の構成員たることを自覚する」とともに、「会社の発展を通じて、社員の福祉の向上と社会への貢献に努める」ことを掲げています。事業活動と社会貢献活動の両輪で、より良い社会の実現に貢献していきます。
科学技術者の支援・育成
長瀬科学技術振興財団
日本の科学技術振興の一助となるべく、1989年に長瀬科学技術振興財団を設立、2011年に公益財団法人化しました。有機化学及び生化学などの分野に関する研究開発を助成することで科学技術の振興を図り、社会経済の発展に寄与することを目的に活動しています。
2023年は有機化学分野・生化学分野を合わせて応募総数301件の中から選ばれた25名の研究助成金受賞者に、それぞれ助成金各250万円(新型コロナウイルス感染症対応のための追加助成50万円を含む)と「長瀬研究振興賞」が授与されました。
高校化学グランドコンテスト
高校化学グランドコンテストは、高校生及び工業高等専門学校生に科学、特に化学に対する興味・関心を一層喚起するために、「イノベーション人材」、「グローバル人材」の育成を目指すものです。全国から80校が参加、ポスター発表や口頭発表を行いました。
地域文化の発展
林原美術館
ナガセヴィータ(株)が運営支援している林原美術館は日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家から引き継いだ大名調度品を中心とするコレクションを所有しています。これら美術品の保存ならびに調査研究を行い、独自の企画展等を通じ広く一般の観覧に供し、地域および我が国の文化財の研究ならびに文化の向上に寄与しています。
小学生へ化学実験学習
ナガセケムテックス㈱では2019年より、兵庫県たつの市が運営する小学生の環境学習グループの「たつのこどもエコクラブ」を播磨事業所に招待するイベントを行っています。同社の環境に優しい製品を使って簡単な実験を体験、工場排水を浄化する仕組みの説明をするなど、楽しく学習していただき、参加者からも好評を得ています。
「生きた建築ミュージアムフェスティバル」への参加
当社の大阪本社は大阪市の都市景観資源に登録されています。毎年大阪市で開催される「生きた建築ミュージアムフェスティバル」に参加し、大阪の魅力の発信に協力しています。
広く社会へ貢献
TABLE FOR TWO
開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病に同時に取り組む、「TABLE FOR TWO」に参加しています。
スクラム・ジャパン・プログラム
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会による、ラグビーを通じた人材育成等を目的とした「スクラム・ジャパン・プログラム」の活動を支援しています。
パラアスリートの支援
認定特定非営利活動法人日本ブラインドマラソン協会の活動を支援しています。また、当社には、視覚障害を持つパラ陸上選手で、東京2020パラリンピック競技大会銀メダリスト(1,500m)銅メダリスト(5,000m)の和田伸也選手が所属しています。