長瀬産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上島宏之、以下「長瀬産業」) と株式会社ダイセル(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:榊康裕、以下「ダイセル」) は、製造現場の混合・撹拌工程における「設計者 CAE(Computer Aided Engineering)活用」 ※促進を支援する取り組みとして、長瀬産業が開発した流体解析ソフト「ミキシングコンシェ ルジュ™」をダイセルグループの製造拠点に導入し両社での協業を6 月より開始いたしました 。
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、製品や製造工程の設計・開発において、コンピュータ上 で構造体や流体の挙動をシミュレーションし、事前に検証・最適化するための技術です。
今回ダイセルが導入した「ミキシングコンシェルジュ™」は、長瀬産業が自社開発した混合・ 撹拌工程に特化した流体解析ソフトです。汎用流体解析ソフトと比べて操作が簡単で、導入時 の負担も少ない点が特徴です。ソフトには、実際の製造現場で使用される形状モデルが整備さ れており、解析の専門知識を持たないエンジニアでも直感的に操作することが可能。これによ り、現場の設計者や製造担当者が自ら CAE を活用し、業務に即した設計・改善を進めることが できます。
まず、ダイセル大竹工場、新井工場の新規開発案件に導入し、将来的にはダイセルの主力製 品であるセルロース誘導体や、機能性高分子の生産に展開を予定しています。 また、長瀬産業では、解析結果をもとにした製造工程の最適化に関するコンサルテーション も並行して行い、製造現場での業務効率と製造プロセス全体の DX を推進してまいります。
詳細は以下のニュースリリースをご覧ください。
>ニュースリリース
ミキシングコンシェルジュ™の詳細は以下リンクからもご確認いただけます。
>混合・撹拌工程特化型ソフトサービス ミキシングコンシェルジュ™