長瀬産業株式会社、 NAGASE グループのオー・ジー長瀬カラーケミカル株式会社、マイクロバイオファクトリー株式会社は、廃棄デニム繊維や古着からインディゴ染料を抽出 し、再活用するリサイクルインディゴ染料「EnzyBlue(エンジーブルー)」を共同開発いたし ました。従来焼却や埋め立てで処分されていた素材を再利用し、廃棄物削減による環境負荷の 低減と持続可能な製造サイクルの実現を目指します。

近年、ファストファッションの拡大や消費行動の多様化に伴い、アパレル業界では廃棄物に よる環境負荷の増大、資源枯渇などの課題が顕在化しています。特にデニムは世界で最も普及 している衣類の一つで、年間 20 億本が生産されています。その染色工程で使用される従来の 化学合成インディゴ染料は、持続可能性の観点から懸念が指摘されてきました。こうした課題 に対応するため、NAGASE グループと MBF は、廃繊維を活用したリサイクルインディゴ染料を開 発いたしました。

3 社は、リサイクルインディゴ染料「EnzyBlue」の国内外のアパレルメーカーへの展開を通
じて染色業界の持続可能性向上に貢献するとともに、環境負荷の低減、資源循環の促進、安全
で責任ある生産体制の構築を目指します。

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