竹中工務店(社長:佐々木正人)、カシュー(社長:戸次強)、長瀬産業(社長:上島宏之)、ナガセケミカル(社長:荒島憲明)は共同で、スギ CLTに透明度・耐久性に優れた難燃化塗料を塗布した内装向けの準不燃材料を開発し、準不燃材料の国土交通大臣認定を取得しました。

今回開発した準不燃材料は、スギ CLT に透明度・耐久性に優れた難燃化塗料を塗布した ものです。無機系難燃剤を含まない水ガラス系塗料を用いることで、従来の難燃化塗料と比べて透明性が高くなります。さらに木材と塗膜の追従性を高める下塗り塗料と、耐水性に優 れた上塗り塗料を組み合わせることにより、耐久性を改善しました。これをスギ CLT に塗 布することで、高い透明性と耐久性を有しながら、難燃性も兼ね備える準不燃材料を実現し ました。
今後、このたび開発した準不燃材料を積極的に展開し建物の内装木質化を推進すること で、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

>ニュースリリース