長瀬産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、このたび自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)の取り組みに賛同し、TNFD フォーラムへ参画いたしました。

TNFDは、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連開発計画(UNDP)、環境NGOのGlobal Canopyおよび世界自然保護基金(WWF)により、21年6月に発足した国際イニシアチブです。
TNFDは自然関連リスクに関する情報開示フレームワークを構築し、金融機関や企業に情報開示を促すことで、資金の流れを「ネイチャーポジティブ※」に転換することを目指しています。
TNFD フォーラムは、TNFDによる枠組み構築に向けた技術的支援などを行うための、自然や金融などに関する専門性を有する企業や団体からなるネットワークです。

長瀬産業は、2032年(創業 200 年)の「ありたい姿」“温もりある未来を創造するビジネスデザイナー”を実現するため、2032年からバックキャスティングした中期経営計画 ACE 2.0 を策定(2021年度~2025年度)し、“質の追求”をコンセプトに経済価値と社会価値を両輪で追求しています。

本フォーラムへの参画を通じ、今後も生物多様性の保全、持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営を、より一層推進してまいります。

※2030年までに自然の減少を食い止め回復軌道を目指すこと。2021年に開催されたCOP15(国連生物多様性条約第15回締約国会議)やCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)において提唱されました。