年号 | 長瀬産業株式会社の歩み | ||||||||||||||||
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1832年 | |||||||||||||||||
1893年 |
大阪支店の設定と本店移転
明治26年(1893)3月、伝三郎は同業者の稲畑勝太郎とともに、京都・西陣で京都染織工業雑誌社を設立し、月刊の『染織工業雑誌』を創刊した。そのころ染料に関する定期刊行物の数は少なかったため、業界関係者から大きな期待を寄せられた。第1号に掲載された長瀬商店の広告から、当時の取扱商品を知ることができる(表参照)。
時代
背景 時代背景
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1901年 |
リヨン出張所開設、チバ社との直接取引
当時の大阪における貿易は、神戸の外国商館がほぼ一手に握っている状況だった。長瀬商店の将来の発展を考え、かねて直接貿易を熱望していた伝三郎は、明治33年2月5日、実弟の長瀬伝次郎をフランス・リヨンに送り出し、高等商業学校では絹織物業の研究に従事させた。その後、スイスのバーゼル化学工業社(※)で実地研究を重ね、明治34年9月にはリヨンに出張所を設け所長となった。日本の企業としてはきわめて早い時期に海外に目を向け、駐在員を配置したのである。 時代
背景 時代背景
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1911年 | |||||||||||||||||
1913年 | |||||||||||||||||